こんばんは、木村です!
今日も一杯の白湯でほっこり幸せを感じております。
さて今日は太鼓と器KIMURANOKIの器作りの話をしたいと思います!
一個の器が出来るまで、どのような工程をふんでいるのか。
まずは伐採された木材、丸太の状態で工房に運んで、それをチェーンソーである程度製材します。
こんな感じで、カットしていきます。
この時ポイントになる事が、木には水分が多く含んでいると言うことです。
本来木材というものは、製材した後に何年も乾燥させて、歪んでしまった部分をまた綺麗にカットして、ようやく材料として使えるようになります。
家作りはもちろん、家具なんかを作る時も基本ほとんどの木材加工の現場では、長い年月をかけて、よく乾燥させた材を使っています。
というより、そうじゃなきゃ使えないんです。
しかーーーし、そこはKIMURANOKI一味違うようです。
一味違うんです。
何が違うか!
生の木のまま、加工しちゃうんです!
そんな事が出来るのか?
出来るんです!
いいんです!
それをグリーンウッドターニングといいます。
僕の器作りは木工旋盤という、大きな木工ろくろで、木を回転させて、そこに刃物を当てて削っていきます。
こんな黄色い機械に、こんな風に木を取り付けて、刃物で削るんです。
木工旋盤の器作りでは、もちろんよく乾いた製材された木を使っても作る事は出来ます。むしろそっちの方が一般的かと思います。
しかし、生木の水分を多く含んでいる状態でも、加工が出来るんです。
そう、つまり、これがグリーンウッドターニングなんです。
生の状態で薄く削り、薄くなった状態で短い期間で乾燥させる事が出来ます。
乾燥していく過程で、割れてしまうリスクもあります
しかし、そこをクリア出来ると、乾燥に伴う自然な歪みが発生し、それをデザイン、味ととらえ、同じものは一つとない器が完成します。
KIMURANOKIでは、そこを目指した器作りを基本としてやっていきたいと思います。
まだまだ理想の形には、程遠い道のりですが、1歩1歩近づいていきます。
そして本日より、思いきって、そんなKIMURANOKIの器をリターンとしたクラウドファンディングを始めてみました。
ここでは、今お話したグリーンウッドターニングの器を作って皆様にお届け出来る場を作らせて頂きました。
これから1ヶ月間のチャレンジどうなるのか?
ドキドキ、ハラハラ、パフパフ、ドンドンドンです。
ご支援の程宜しくお願いします!
こちらでチャレンジしてますっ! ↓
※有りがたいことに、一口30000円の太鼓のリターン品の受付は終了させて頂きました。
引き続き一口10000円の器のリターンの支援を募集しております。