シマホルトノキ

こんばんは!ホームページをオープンして、購入して頂き、梱包して、無事に発送を終えて、余韻に浸ったのも束の間、入金を確認するのをすっかり忘れたまま発送していた事に気が付き、真っ青になっていた木村です。(いい人ばかりで助かりした。ちゃんと入金されていました。商売ヘタクソ店主がんばります。笑)

 

さて、無事に?ホームページをOPENして、太鼓と器KIMURANOKIのお店に日本中から、世界中から、遊びに来てもらえるようになりました。

アメリカ、アイルランド、タイ、ブータン、イタリア、インド、中国、etc…

本当に世界です。凄いね、ネット社会。笑

英語もっと勉強しておけば良かった。I Iike sushi!!

 

今回右も左も分からないままスタートして、24作品程アップしたところ、本当に沢山の方に見てもらえて、約2日間で7割近くを購入していただけて、本当に驚いています。

日頃から応援してくれている方や、投稿をシェアしてくれた方、Webを見つけて覗いてくれた方々に心から感謝を申し上げます。

 

今後、新作は2週間~1ヵ月位の間のスパンになるかと思いますが、少しずつホームページにアップしていこうと思ってます。

そしてこのブログでは、1週間~2週間に1本程、丸太を切って削って乾燥させて仕上げる等の、普段の工房のすったもんだを、発信していきますので、たまにページを覗いてもらえたら嬉しいです。

インスタグラムでは、もう少し細かい頻度で、販売前の新作や日々のちょっとした出来事をちょいちょい載せていますので、こちらも良かったら、見てみて下さい。

https://www.instagram.com/kimura_noki/

 

最近はご存じの通り、パソコンに首ったけになって、ホームページ作りをやっていたので肩もコリコリでしたが、工房の作業も改めて開始しております!

 

 

て事で、ここからは、木くずまみれの工房生活の話でーす。

 

タイトルにもある、シマホルトノキとはここにしかない小笠原の固有種の木で、島で守られ、普段は伐採される事は基本ありません。

しかし今回、村民の森(国有林)の台風によって倒れてしまった木を、林野庁から正式に有償で購入した島内の業者さんから、是非木村さんに活かしてほしいと、一部譲り受ける事となりました。本当にありがとうございます!しっかり想いを込めて作品を作らせて頂きます!

 

それがこちらです!

 

どーーーん!!!

 

中は虫に食われている部分がありますが、使える部分を切り出せば、大きなサラダボウルやランプシェードが作れそうです。

ゴツゴツした見た目に、中々の重量感です。そしてなんとも言えない独特の香りがします。

老木になると根本付近にコブが出来る事もあり、島ではコブノキとも呼ばれています。

 

まずはこの超貴重なシマホルトノキを切り出します。

おっ!素顔が見えてきましたね!(素顔って何?)

 

さらに半分に割っていきます。

面白い表情をしていますね。(表情って?)

これをコンパスで丸く線を引き、サークルカットします。

 

ここまで出来たら、下準備OKです。(ここまではチェーンソー作業)

 

木工旋盤に取り付けて、ウッドターニングスタートです!

ちなみに、ウッドターニングとは、機械で木を回して、手で持った刃物で削ってモノを作る作業のことをいいます。

ウッドターナーとはソレをやる人の事です。

ターナー木村とはソレをやるKIMURANOKIの店主の事です。

 

はい。

 

で、シマホルトノキを機械で回転させて、ターナー木村が刃物でシュルシュル~と削っていくと、こんな感じでアウトラインが仕上がりましたー!

木目と独特の模様が浮かびあがってきました!

すんません、集中してて、途中の写真がありません。笑

 

今度はひっくり返して、ターナー木村が中を掘り進めます。

 

ジャーン!!完成です!はや。

 

2個削り終えました!

大きなボウルとランプシェードの予定です。

ここから、最低でも1カ月は自然乾燥させて、自然な歪みが現れるのをターナー木村は待ちます。

直径30cmクラスのビックな作品です。

きっとみんなが忘れた頃に商品ラインナップに登場します!笑

こうご期待!

 

ひっくり返して、重ねて見るとこの通り!

巨大な丼ぶりのようですね!(何の意図も意味もありません)

 

それにしてもこのシマホルトノキ、水分とタンニンが凄く多い印象です。

タンニンは鉄と反応するので、この通り、専用の道具と触れていた部分が真っ黒に。(この部分は削ってます)

他の木でも生木の状態で加工するとこのような反応が出ますが、この木は今までで一番反応が大きいように感じます。

しっかり乾燥させると、このような反応はほぼ出なくなりますので、ご安心下さい。

 

しかーし1つ考えているのが、この特徴を逆手にとって、この木に含まれるタンニンと、鉄の反応を利用した鉄媒染(テツバイセン)という染色方法もあるので、やってみちゃおうかなとも考えています。

お酢に錆びた鉄クギ等をつけて数日置いて媒染液をつくり、タンニンの多い木材に塗ると、黒く色が変わるというのです。

失敗したとて、初めてやる事はやっぱりワクワクするからな。

やっちゃおーかなあ~!

色々と実験してみよー!

 

ウィキペディア先生によると、第一次世界大戦中にドイツからの化学染料の輸入が止まって、秩父の織物業者の人達が、奄美大島の大島紬がシャリンバイのタンニンと泥に含まれる鉄分を反応させて黒色に染めていたのを参考にして、タンニンを多く含むホルトノキを使って、『大国エキス』の名で売ってたんだってー!

へー!ですね!凄いっすね!答えは歴史にありですね!

 

それでは今日はここまで!!

最後まで読んでいただきありがとうございました!以上、タンニン木村がお届けしました!

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