役所で記入する書類に配偶者の続柄を書く欄があり、妻と書こうとしたところ、紛れもなく麦と書いてしまった木村です。
(小学校の頃から漢字の書きが苦手で、読みは得意でした。紛れもなく麦です。)
父島も最近は冬らしく寒い日が続いています。
我が家は薪風呂で、沸かすのに1時間はかかる上、お湯は晴れていればソーラーパネルで出るのですが、天気が悪いと水しか出ません。
そんな日の薪風呂は、それはそれは最高なのですが、どうしても沸かす時間がない時もあり、月に数回、修行僧の如く身を清め精神を鍛えております。
前置きはこの辺にしておいて、数日前、我が家の駐車場に立っていた大きな琉球松(リュウキュウマツ)が 危険木として伐採されました。
琉球松は白蟻が大好きな木でして、中がスカスカに食べられて、台風の時等に倒木する恐れがあります。
以前に台風で倒木し、家の車がぺしゃんこになったのも確かこの子でした。笑
しかし、今回伐採された琉球松はとてもとても元気な木で、白蟻も入っていませんでした。
真っ直ぐに伸びて太さもあり、ジャンベにするにはバッチリ。
運良く大家さんから連絡を貰って、伐採業者にも協力して貰ってちょうどいい長さに切って貰って、友達に軽トラで運んで貰い、元気も貰いました。
(何回貰ったでしょうか?)
いつもありがとうございます!
そして昨日今日と2日間集中し、なんとかジャンベを削りだす事が出来ました!
やっぱりジャンベを削る時は気合いが入ります。
気合いを入れなきゃ削れないとも言えます。
ウッドターニングの世界でも、そこそこヘビーなジャンルなのかなとも思います。
デカさうんぬんもありますが、貫通させて空洞にするには、中々固定も難しかったりします。
ぶっちゃけ自分はまだまだ経験も浅く、本来なら挑むにはまだまだ早いレベルな事も分かっています。
だけど、ここを目指してスタートして、始めからジャンベを作る為の道具を揃え、技術を学び、先生も応援してくれました。
一人で父島に戻って、出来るか不安だらけでしたが、小さなジャンベから作って、安全に出来るよう、綺麗に出来るよう、出来るだけ身体に負担がかからないよう、少しずつですが出来るようになって来ていると最近感じています。
KIMURANOKIがジャンベ作りで目指すところは、
日本の木を使って、島の木を使って、国産ジャンベを作る。
趣味のレベルを越えて、太鼓と器KIMURANOKIとして、世界に誇れるジャンベを作る。
プロのミュージシャンが、喜んでライブで使ってくれるジャンベを作る。
島の子供、日本、世界に、小笠原父島の木を使った国産ジャンベが届いて、楽しんで叩いてくれる。
大量生産は出来ないけど、アフリカのジャンベの素晴らしさは越えられないかもしれないけど、南の島の小さな工房から、色々な場所に想いが届く事を
願って、これからも少しずつですが作っていきます。
どうか長期戦、宜しくお願いします。
大きな目標は語ってますが、自分で削って完成させた国産ジャンベはまだこの6つだけ。
まだまだこれからです。
そして今日仲間入りした新たな琉球松のボディはこちら。今までの中で一番デカイです。
これからしばらく乾燥に入って、また良きタイミングで続きをお知らせしますね。
では、ざっくり作業を振り替えります。
丸太を工房に吊り上げて入れて(今回初めてやったけど、いい感じに出来た)、
外側を削って(途中の写真がない。)
中をひたすら掘る。
道具が中々いかついでしょ?
ひっくり返して、反対からも掘って掘って掘りまくったら、
大きな大きな琉球松の国産ジャンベ、琉球松子ちゃんの誕生です。
はいおまけにさっきと同じパターン、10秒タイマー自撮り。笑
psアフリカンジャンベ練習会も中々盛り上がって来ましたよー!
ps2 KIMURANOKIん太郎飴&ホウオウボクの器のプレゼントキャンペーン14日までですよー。笑
盛り上がって来ましたよー!まだの方は是非!
チョコレートでも受付中!
↓ 詳しくは前回の記事で
https://kimuranoki.hatenablog.com/entry/2020/02/07/203107
今回も読んでいただきありがとうございました!
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