アフリカン初めました。

今年の恵方巻きは西南西を向いて、一言も話さずに全部食べきる事が出来ました。大人になった木村です。
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新年を迎えて、あれやこれやとやっている内に2月になりました。年々1日が早くなってるのは何故でしょうか?大人の階段を登っているからでしょうか?

2月と言えば、そう皆さんご存知、2月8日は木村の誕生日です!35才になります。
木村の誕生日と言えば、そう皆さんご存知、太鼓と器KIMURANOKIの開業日です!1才になります。

1年は早いもので、出来た事、やれなかった事、色々ありますが、まずは何より無事に1周年を迎えられるのは間違いなく、応援し、 協力し、見守ってくれている皆さんのおかげです。
本当に心からありがとうございます。

2年目は地道にもっとイイモノを沢山作って、もっと沢山の人の手に届くように、身と木を削って参ります!
それと同時にやっぱり何より、太鼓です。ジャンベです!これを時間はかかるけど沢山作り、さらにこの太鼓の魅力、楽しさをもっと多くの人に伝えていこうと心に決めております!
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そこでやっぱり、何より、島の子供達に触れて貰う機会を増やしていきたいです。

ちょっと回想シーン入ってて、文字多めです。
(お付き合い下さい。笑)

正直にいいますと、太鼓と器KIMURANOKIの店主、木村優(34才(まだ))はジャンベというアフリカの太鼓を作ってはいるものの、これまであまりアフリカンの太鼓のリズムを身に付けてきませんでした。
(やばっ!!)

今から9年は前の話ですが、ジャンベという太鼓の魅力にひかれ、始めたきっかけは島のミュージシャンで、バンドのグループの中で叩いている人でした。
その中で、ソロを叩く姿は鳥肌もんで、こんな風に叩けるようになりたい!とすぐにジャンベを買いました。
それからは島の友達と自由に叩いて、自由にソロを回して、フリーセッションをして遊ぶという、最高に楽しい時間を過ごしていました。
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(写真に意味はありません。綺麗な島、父島です。)

そんな風に、ジャンベと関わってきましたが、やっぱりこの太鼓の本質、ルーツに触れたいと本気で思うようになり、アフリカのギニアに行って、この楽器のリズム、作り方を学びたいと思うようになりました。(これが7年前位!?)

色々と準備を進め、お金を貯めて、仕事も一旦やめて、数ヶ月いく覚悟でいた矢先に、エボラ出血熱大流行というニュースが飛び込んできました。
そこで迷いに迷って、やめる勇気も大事だと、やはり断念する事に決めました。

その決断が、新たな特別な出会いを生む事になりました。
それは、鹿児島の陽気なジャンベ屋さんチアフルマークのマコトさんとの出会いでした。
それはある意味、意図して居なかった不思議な出会いでした。

 

その同時僕は、アフリカには行けなかったけど、仕事は一旦やめていたので、時間だけはありました。
鹿児島の離島、硫黄島という所にジャンベの学校があるという情報を仕入れ、知り合いも誰も居なかったのですが、取り敢えず行ってみりゃ、何か学べるだろうという考えで向かいました。

硫黄島に向かう為のフェリー乗り場の近くのゲストハウスにしばらく滞在しながら、観光したり、元々音楽が好きでクラブミュージックのハウスが好きだったりしたもんで、クラブにいったりしていました。

その中で、とにかく何だかよく分からないけど、鹿児島の人達メチャクチャ温かい人ばっかじゃん!となり、色々な出会いがあり、中々硫黄島行きのフェリーに乗れずにしばらく滞在していました。

そんな時、あれ?鹿児島にジャンベ屋さんがある!と調べたら分かったので、ゲストハウスでチャリンコを借りて、携帯のナビを片手に向かいました。
距離は大した事ないから、余裕だと思っていたら、登り坂がエグいエグい。
汗だくだく、膝ガクガクでなんとかジャンベ屋さんに到着。

人の気配なし。

営業日になってるし、営業時間中なのに、誰も居ない。

ここまできて、黙って帰る訳にもいかず、緊張しながら電話をかけると、「ごめんねー、すぐいくね~!」とラフな感じの人。

数分後そこに現れたのが、名前の通りあまりにも陽気なジャンベ屋さんでした。

住み込みで工房泊まっていいよ!ジャンベの皮張り教えてあげるよ!と、至れり尽くせりで、トントントンと話が進んで、皮張り修行が始まりました。
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(写真はイメージです。笑 どんだけ写真ないねんです。)

すぐに厳しい修行が始まりました。
と言いたい所ですが、なかなか始まりません。
「波乗りいっちゃう?」と甘い誘いに僕が乗らない訳もなく、午前中はサーフィン、美味しいお弁当を買って帰ってきて食べて、お昼寝、ギターとベースでまったりセッション、お客さんが来て会話に花がさく、さく、咲き誇る。気がつけば夜。お店を閉めて、やべっ!そろそろ皮張りやるか~!笑
みたいな暮らし。
一言で言うなら、最高でした。いや、最幸でした。

結局、硫黄島ジャンベ学校にもいかず、本当に沢山の新たな仲間と出会う事が出来ました。
ジャンベ学校の校長さんとも出会い、飲んだり、一緒に叩かして貰ったりもしました。
もちろんマコトさんから皮張りの技術も学び、専門の工具まで戴いて、しっかり学ばせて貰いました。
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(皮張りに使うチアフルマーク特注の工具です。)

そして何より、人の繋がりを大切にして、遊ぶ様に暮らし、仕事をしている姿に感動しました。

やっぱりそこにはジャンベという太鼓があり、アフリカンがあり、伝統を重んじてリスペクトする想いと、楽器として自由に遊ぶという形が、心地よく混ざりあっていました。
そこに、人が混ざり、笑顔が混ざり、仕事が混ざり、暮らしが混ざっていました。

 

それから僕は父島に帰って来てから、自分に足りないモノは何か考えながら、ジャンベのボディ(胴体)を作る為に木工旋盤の技術を学びに埼玉の教室に行ったり、島に工房を作ったり、長い時間が掛かっちゃって、今日に至ります。笑

と言う事で、話は大分長くなりましたが、今一度アフリカンの基本を学び、先ずは島の子供達に楽しさを伝えていこうと思っております。

今まで教えるという事をあまりした事がないので、ドキドキ、チャレンジではありますが、何より教える事は、1番の学びだし、教える為には学ばなきゃいけないから、つまり最大の学びになるはず!笑

そこで、お知らせになりますが、4月25日、お祭り広場にてライブドリアードというイベントの中で、太鼓と器KIMURANOKIプレゼンツ、第1回子供向けジャンベワークショップを開催する事が決まりました!
詳しくはまた、追ってお知らせしますね!!

まずはワークショップに向けて、アフリカンをワイワイガヤガヤ練習開始しております!いやー、面白い!!リズムが混ざり合うアンサンブルって奥が深い!
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今後の活動をお楽しみに!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ps, 開業1周年記念プレゼント企画、計画中~!


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